解説(5)
 
<インターネットを利用した情報収集について> 
 
 インターネットを利用すれば、いとも簡単に必要な(時には必要以上の)情報、最新の情報をたくさん手に入れることができます。さらに、そうやって調べたものをワープロソフトを使ってまとめれば、誰が書いたものなのかさえわからなくなります。(筆跡鑑定はできませんから・・・)

 「情報処理能力〜情報を収集し、取捨選択し、活用する〜」を身につけさせるはずだったものが、子どもたちには「コピー・アンド・ペースト(貼り付け)」の技術しか身についていなかった・・・という笑えない状況を作らないためにも、インターネット活用の方法を指導する際には、著作権・情報モラルについても同時に指導していきたいものです。

 インターネットからの情報を利用する場合は、最低限、「どこからどこまでが引用か」をはっきりさせることと、どこのホームページからの引用なのか「出所」を明記するように指導してください。

 著作権・情報モラル・インターネット上のエチケット(ネチケット)等々、子どもたちに理解させていくためには、まず私たち教師側がきちんと理解をしていく必要がありますね。