よくある光景… どこがおかしいでしょう?
 
 個人情報保護と著作権の保護について
 
 もっと知りたい方のために・・・
    
 
 
 
よくある光景ですが… どこがおかしいでしょう?
 
  1. 総合的な学習の時間に生徒が提出したレポートがとてもよくできていたので、その生徒には無断で、市郡の研究会で実践報告の資料として印刷して配布した。
1の解説を読む> 
 
  1. 学校のホームページをできるだけ多くの保護者に見てもらうためには、子どもたちの表情豊かな写真を載せるのがいちばんだと思い、学校行事の紹介ページにたくさんの子どもたちの顔写真のアップを載せた。
2の解説を読む>
 
  1. 学校全体で取り組んだ○○大会のことが新聞に載ったので、これこそ学校を知ってもらう機会だと思い、その新聞記事をコピーした学校便りを全保護者に配布した。
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  1. 学校で購入し、学校のパソコンにインストールした新しいソフトを使っての作業が間に合わないので、個人用のパソコンにもインストールし、家で作業の続きをすることにした。これでずいぶん仕事がはかどるようになった。
4の解説を読む>
 
  1. 総合的な学習の時間で、インターネットを活用した調べ学習をさせたところ、関連するホームページ上の文章や画像をそのまま貼り付けて提出した生徒がいたが、どこのホームページのものかもわからないというし、見栄えの良いレポートだったのでそのまま受け取った。
5の解説を読む>
 
 
 
個人情報保護と
知的所有権(著作権)の保護について
 
 近年、IT技術の急速な発展により、インターネットなどを通して知りたい情報が簡単に手に入るようになり、また逆にホームページなどから情報を気軽に発信することもできるようになりました。

 しかし、情報化社会の便利さの一方で、様々な問題点も生じてきています。その中のひとつに、「情報モラル」~個人情報と知的所有権(著作権)~の問題があります。

 これらの問題は、インターネット上だけのものではなく社会生活のあらゆる場面で考えなくてはならない問題です。近年、個人情報や知的所有権(著作権)についての世の中の関心が高くなってきています。教育現場においても例外ではなく、「教育のためだから」と安易に見過ごすことができなくなっています。

 「自分はインターネットは利用しないから」という先生もいらっしゃるでしょうが、子どもたちは、インターネット(や携帯電話)を利用して情報を集めたり発信したりすることはごく自然のこととしてとらえています。そんな中で、無意識に他人の権利を侵害してしまったり、自分の権利が侵害されても気がつかなかったりしています。

 特に、著作権などの問題はとても複雑で、ともすれば避けて通ることが無難だと思われがちですが、避けて通れなくなる時代になりつつあります。面倒でも目を閉ざさずに、よく理解していくことが大切です。

 「してはいけない」だけでなく「なぜいけないのか」について子どもたちに考えさせることができるよう、私たち教職員がまずしっかりと理解をしていく必要があります。

 このページを読まれたのを機会に、個人情報保護・知的所有権(著作権)保護について、少しでも関心を持っていただければ幸いです。
 
 
 
もっと知りたい方のために・・・
著作権・情報モラルに関するサイト
 
公益社団法人著作権情報センター
http://www.cric.or.jp/
みんなのための著作権教室 KIDS CRIC
http://kids.cric.or.jp/
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACSS)
http://www2.accsjp.or.jp/
一般社団法人 日本教育情報化振興会
https://www.japet.or.jp/
財団法人 インターネット協会 ルール&マナー集
https://www.iajapan.org/rule/rule4child/v2/